「やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学」を読みました。
きっかけ
昨日書いた記事と同じため割愛
目的
これも昨日書いたけど、私はやる気が出る時間が長すぎて萎えたり、時間かかりすぎてその間にモチベーションがなくなることが多い。とにかく多い。
そのため、その辺を打破できる気付きを得たくて読みました。
あと仕事時と私生活のモチベーションの維持の仕方が少し異なる(どちらかといえば仕事の方が強迫観念に駆られてモチベ維持できていることが多い)ので、それも何でだろうなーということが分かればいいなと思いながら読もうと思いました。
要約
- 仕事・私生活などを区別してやる気がどの分類に属しているのか客観視できます。
- それぞれのタイプに基づく対応策もあるので、自分のここがダメだろうと思ったところを振り返って改善することが可能です。
- タイプ分けは別に自分だけでなく他人にも当てはめることが可能なので、どのタイプかが分かればより良い接し方がわかります。
目次
序章 やる気を上げる方法は1つではない
第1章 2つのマインドセット…「証明」を求めるより「成長」を目指そう
第2章 やる気のフォーカス…「獲得」か「回避」かを知って強みにする
第3章 自信は必須の要素
第4章 やる気から見た8つのタイプ
タイプ1:中二病
タイプ2:うざいやつ
タイプ3:臆病者
タイプ4:退屈な人
タイプ5:やる気の空回り
タイプ6:まじめな見習い
タイプ7:新星
タイプ8:熟練の匠
第5章 すべてのタイプに共通する処方箋
印象に残った章
1章から3章で触れていることを軸にして、4章の8タイプに区別することができ、その8タイプごとにどういう人なのかを解説しています。
自分は字面からら読む前にこれだ!というタイプを予想してから読みました。結果は当たっていたのですが、そのタイプはコミュニケーション的には壊滅的(問題を起こすタイプ)に当てはまってしまったので割と凹みましたorz
字面でどういうことなのかをある程度想像しやすいかもしれませんが、具体例をいくつか示したうえでこういうタイプである!と説明してくれているので、納得も出来ます。
生活していると様々な人に出くわすと思いますが、皆が皆同じ性格・行動をしているわけないですよね。やる気も同じで、皆が皆同じようなやり方でやる気を出すわけがないということも、この本を読むことで改めて腑に落ちます。
さらに5章で改善策も記載しています。昨日読んだ本にも書いてあった「if-thenプランニングをすること」などのように、具体的にどうすればいいのか簡潔な内容で落とし込まれています。
ちなみに、自分が読んだ中でこれは意識しないとなと特に感じた部分が、「ほかの人と比べない」「根気よく続ける」「成功・達成・到達を、手の届くところに置く心の習慣を作ること」「自信は困難から目を背ける事では得られない」というところでした。
上記は自分が特にできていないところなので、これだけやってもある程度ダメだと思っている部分が解決できるかも!と、文だけ見てやる気になりました。単純である。そしてこれだけ書いていると、自分がどのタイプなのかばれそうである。
まとめ
昨日読んだ本もそうでしたが、この本もとても短いので本を読むだけで達成感を与えてくれます。
もし「本をたくさん読みたいけど読めない」「やる気の出し方がわからない」「やる気が続かない」など、僕と同じような悩みを抱えている人は、この本はとっかかりとしてはぴったりだと思います。
あと、別に仕事に役立てたいというよりかは私生活に役立てたい、という思いの方が最初強かったのですが、結果的に仕事に役立つ方が強そうだなと読む前とは逆転してしまいました。悲しい。
とりあえずif-thenプランニングは実践的に使っていこう。
余談
何とか昨日今日で書評をかけた自分をほめたい。